iPad日本発売 間もなくですね

日本でもいよいよ今週iPadが発売になりますね。何人かの友人から予約を済ませたというお知らせをいただいています。楽しみですね。

アメリカでは発売から1ヶ月半たって、いろいろの調査結果が出てきています。まずは販売台数。まだアメリカ国内のみの販売ですが、すでに100万台を突破し、毎週20万台ずつ売れているとのこと。在庫状況を調べたレポートによると、3G版はどの店でも売り切れ状態。WiFi版はいくつかの店で在庫があるが、大半の店で売り切れ。注文から納品まで1週間待ちの状態だとか。今週、日本など8カ国で発売されると、いったいどうなることやら?

ユーザーの満足度調査も発表になっていて、74%の人が非常に満足、17%が満足と9割以上が満足していて、どちらかといえば不満1%、非常に不満1%と、商品に不満を持っている人はわずか2%という顧客満足度のとても高い商品になっている(無回答&分からないが8%)。

私が実際に見かけたユーザーの使い方ーー飛行機の機内でシート備え付けのテレビプログラムを使わず、iPadで映画を見ていた人。アクションものの映画だったようですが、画面は大きいし映像がクリアなので、迫力たっぷりでした。

昨日は、アパートのロビーをトランプの一人遊びゲーム「ソリティア」をしながら歩いていく人とすれ違いました。iPadの画面は携帯ゲーム機としては最大級。歩きながらのゲームもできないことはない。まあ、あぶないけどね。

私もそうなのですが、PCは机の上において椅子に座ってキーボードに向かう。仕事の姿勢。遊びや趣味で使うのは優先順位が自然に低くなっていた。それがiPadだと、仕事の合間の息抜きでソファに腰をおろして膝のうえで画面を見る。これは仕事の姿勢ではないので、自然と楽しみに使う感じになります。

ウチの主人はあらためてYouTubeに目覚めました。昔のBeatlesとか古いテレビ番組とかのお宝映像を探して楽しんでいる(というか、iPad を占領されている)。PCに向かっていると仕事モードなので、こういう時間を作れなかったのだと思います。

主人は3G版を買うつもりでいたのですが、日本に持って帰ってもソフトバンクSIMカードだけは売ってくれないそうので、どうするか検討中。それでいまだに私のWiFi版を占領してます。

さて、いよいよ今週末に日本で発売され、使用レポートがたくさん公開されるのを楽しみに待っています。というのも、いまのところ未解決の問題がいくつかあって、日本での使い勝手を知りたいと思っているので。

そのひとつが、青空文庫iBooks化。青空文庫に上がっている名作を、電子ブックの標準形式のePubに変換して、iTunesに読ませて、iBooksの棚に並べて、日本の名作を読むーーという行程に何度か挑戦しているのですが、成功していない。

青空文庫ePub変換するブックマークレットを公開しているサイトがあって、そのとおりに試してみたのですがBookmarkletを実行しても、一瞬読み込みにいったあと画面が白紙になって、その後、何も起こらない。OSもiTunesも最新バージョン。safariで試してもfirefoxで試しても同じ。

Bookmarklet
http://naoki.sato.name/epubunco/bookmarklet.html

次に青空文庫の書籍をすでにePub変換したファイルを載せているサイトがあったので、「坊ちゃん」をダウンロードしてiTunesに読ませてみた。ここまでは上手くいって、iPadを同期させるとiBooksの棚に「坊ちゃん」とタイトルの入った本が並んで期待は最高潮!  ところが、開こうとすると「フォーマットエラー」と表示されて結局開けなかった(;_;

青空文庫の書籍を読むこと自体は、iPhone用の青空文庫リーダーをダウンロードしたら、iPadで縦書き・ルビ付きの青空文庫書籍が何でも読めるようになった。でもこれだとまだiBooksの書棚に青空文庫は並ばないわけで、読めるからいいじゃない、という話ではあるのですが、何というか美学に反するというか...

そんなわけで、大勢の人がやってみて、ご意見や行錯誤の結果がネット上に行き交うようになる5月28日以降に、非常に期待をしているわけです。

使用レポート、アップしてくださいね!!!