トイレットペーパー論争? OVER派72% UNDER派28% でも,,,

ご無沙汰しました。
実にくだらないというか、どうでもいい話題なのですが、海外に旅行してホテルやレストランでトイレットペーパーの端が上から垂れ下がっている(OVER)ではなくて、逆向きに下がっている(UNDER)のが気になった経験はありませんか? 日本ではOVERが常識なので、ペーパーのセットの仕方が間違っていると思って、ちょっとイラッとしたりしません?

でも海外を旅行しているとUNDERでセットされているペーパーってけっこう出会いますよね。それが習慣の国や地域があるのかなと思っていたのですが、最近アメリカで、この「OVER vs. UNDER論争に決着をつけよう」という“国民投票”が行われました。

結果は、まあ当然と言えば当然ですが、OVERの勝ちでした。OVER派72%、UNDER派28%。
これはCottenelle(コトネル)というトイレットペーパー・ブランドが行った調査。調査結果のサイトに行くと、全米50州の結果が調べられます。
http://www.cottonellerollpoll.com/#/voting-results

また、なぜOVERが正しいのか、懇切丁寧に図解で説明したサイトもあります。
http://currentconfig.com/2005/02/22/essential-life-lesson-1-over-is-right-under-is-wrong/

私の住んでいるバージニア州は、OVER派83% UNDER派17%.。平均低な数字だと思います。ほとんどの州でOVER派が80%超を占めているのですが、きわだってUNDER派が多い州が二つある。

ひとつはカリフォルニア州で、OVER54% UNDER47%。もうひとつがコネチカット州OVER53% UNDER47%。
どうしてこの二つの州だけがきわだっているのか、その解説が加えられているサイトは見つからないので、分からない。
カリフォルニアは西海岸、コネチカット東海岸。二つの州に共通するものがあるとしたら、州名がどちらもCで始まることくらいで、人種構成などが似ているとも思えない。また、どちらの州も、隣接している州はだいたい85%/15%の割合なので、地域的な傾向でもなさそう。

この二つの州を除くほとんどがOVER派80%超、UNDER派20%未満なので、全米平均のOVER72%、UNDER28%という数字は、人口の多いカリフォルニアの結果が大きく影響していると思われる。

ちなみに、ペーパーの向きが違うと違和感を感じる人が8割以上で、他人の家でも逆向きについているとつけ直してしまう、という人が5人に1人いるそうです。

今年初めからこの“国民投票”を告知するCMをCottenelleはオンエアしていて、最近結果が出たと聞いたので興味本位でサイトを見に行っただけで、実際にはトイレットペーパーの向きなどどうでも良いのですが、どうしてこの2州だけきわだってUNDER派が多いのか、そっちの方がずっと気になります。なぜだ〜〜!?