A Happy New Year!

A Happy New Year 明けましておめでとうございます。
と、いっても、アメリカ東海岸はまだ2009年大晦日の夕方なのですが。こちらの”A Happy New Year!”は、Have a Happy New Year!（よいお年をお迎えください）の意味なので、12月に入るとMerry Christmas!とセットでしょっちゅう挨拶に使われている。クリスマスも新年も、日本ほど時間に厳密ではなくて、日本だと12月25日が終わった途端に、デパートなどは26日の朝までにクリスマスツリーが角松に変わっていたりするけれど、こちらは全部合わせてholiday seasonなので、26日を過ぎてもクリスマスソングは流れているし、クリスマス飾りはまだまだ健在です。

そんなわけでこちらの流儀で、New Year Cardには国会議事堂前に立つ”People’s Christmas Tree”と呼ばれるクリスマスツリーを使ってみました。ワシントンにはホワイトハウス前の芝生の広場に”National Christmas Tree”が植えてあって、こちらは大統領一家が点灯式に参加する。一方国会議事堂前の”People’s Tree”は、毎年選りすぐりの木が首都に送られてくる。今年はアリゾナ州から届き、飾られているオーナメントはアリゾナの小学生が手作りしたもの。12月初旬の点灯式にはアリゾナの小学生代表が下院議長のナンシー・ペロシ女史と一緒に登場して、ライトアップのスイッチを押した。

2009ー2010のホリデーシーズンのアメリカは、どうもあまりいいことがない。ワシントンはクリスマス直前の週末に大雪が降って休暇で帰省する人たちを大混乱に陥れた。その後雪は止んだが、クリスマスは、イブから25日にかけて大雨。その後の週末は日曜日にようやく晴れたが、今度は、国内線用のレーガン空港が、水道管が破裂して電気系統が動かなくなり、３つあるターミナルの一つがまるまる一日シャットダウンした。デトロイトではテロ未遂事件があって、警備が厳しくなり、それでなくても混乱している空港が、ますます混乱。航空会社によっては機内のビデオサービスを一切中止したところもあるーーいまどこを飛んでいるか、位置情報を乗客に提供するのが問題があるとかで。

そんななかで迎える大晦日・元旦。アメリカ東海岸は雨または雪です。ワシントンは昨夜から雪ではなくて冷たい雨が降り、朝は道路に氷が張り付いていました。大晦日恒例の、100万人の観光客を集めると言われているニューヨーク、タイムズスクエアのカウントダウンですが、今年はどうやら雪かみぞれのようです。朝からニューヨークの中継を見ていると雪が降っている。今年も、テレビでカウントダウンを見て過ごすつもりです。

テレビと言えば、みなさん紅白ごらんになりましたか？　今年からNHKオンデマンドが有料で紅白をweb放送するらしいので、試しに見ようかどうしようか、迷っているところ。前半210円・後半315円で見られるそうです。ホントはあまり興味ないのですが、妹が路上ライブの頃から面倒みてきたflumpoolが、09年にメジャーデビューしてあっという間に紅白出場まで登り詰めた。ちょっと覗いてみようかという気になっています（ヒマだったらね）

大晦日、おせち料理作りを頑張ってみました。アメリカで作るおせちも2年目。昨年はなくて悔しい思いをしたきんとん用のクチナシの実も、今年は一時帰国したときに仕入れてきたので、きれいなイエローのきんとんが完成しています。
ちょっと買い忘れたものがあって、午後1時すぎに近くのスーパーまで行ってみたら、買い物客でごった返していた。駐車場が満杯で、駐車場待ちのクルマが周辺道路を渋滞させていた。（私は歩いていったので問題なし）。帰りがけに、バーバーショップの前を通ったら、順番待ちのソファに7〜8人が座って待っていた。な〜んだ、日本と同じじゃん、とっても年の瀬な感じ。

ま、そんなわけでまだ2009年にいるわけですが、みなさん、2010年が素晴らしい年でありますように。