バルセロナにいます。バルサ優勝

バルセロナに来ています。
バルセロナといえば、ガウディ。ガウディといえば、サクラダファミリア教会。行ってきました。
1880年代から作り始めて、120年発っても、まだに完成していない。まだ50%ちょっとの出来って、いったいどんな建物? この時代になぜ?とずーっと思っていた。

以前に仕事のつきあいでバルセロナに住んでいた建築家とかガウディ研究者とか何人ものバルセロナ&ガウディ関係の知り合いが出来て、誰もがそのすごさを語ってくれ、映像も写真も見たことがあったけれど、それでも「なぜだ?」がずっと消えなかったサクラダファミリア。

納得しました。スケールの大きさ、構造の複雑さ、ディテールの細かさ、などなど、細部の話は聞いていても、それらが全部統合して織りなす複雑さとか難しさとか、実際にその下に立って見上げて圧倒されるまでは想像のできないものでした。
実際にその目で見ないと、体験しないと分からないーーそれがサクラダファミリア教会です。
なので、語るのは止めようと思うのですが、バルセロナは機会があったら、ぜひ行くべき街。本当に楽しい。詳しいバルセロナレポートは、またいずれ。

ところで、サッカーのヨーロッパ・チャンピオンズリーグFCバルセロナバルサ)対マンチェスターユナイテッドの決勝戦の日にバルセロナにいるわけです。
試合そのものはローマで行われるのですが、バルセロナは朝から異様な盛り上がり。バルサの旗を立てたクルマがクラクションを鳴らしながら通りを走り、それを見た歩行者が奇声をあげて応える。

夜7時過ぎに町の中心部に夕食に行ったのですが、赤と青のレプリカユニフォームを着た人たち(若者も子供も年配の人たちも)が町に溢れ、スポーツカフェのようなテレビ中継をしている店は黒山の人だかり。人の集まる広場や通りは早々とロープが張られ規制が始まっていました。9時半頃にバルサが勝っていることを確認して、ホテルに戻って残りをテレビ観戦。

泊まっているホテルは、部屋からバルサの本拠地カンプノウのスタジアムが見える位置にあります(ラッキー!!)。10万人収容の大スタジアムのの手前にもう少し小さなスタジアムがあって、そこがパブリックビューイングの会場になっていました。きわどいプレーのたびに歓声やブーイングが窓を閉めた部屋まで聞こえてきます。

試合終了、2−0。メッシとエトゥのゴールで快勝。窓から見えるバルセロナの市内のあちこちから花火が上がる。大きな歓声とクラクションの音。カンプノウパブリックビューイング会場からは、バルサの応援歌に続いてクイーンのWe are the Championが大音響で流れてくる。

テレビの中継では市内中心部の広場が人で埋まり、発煙筒や花火をあげて盛り上がっている様子を伝えている。バルセロナバルサ優勝に一晩中酔いしれることになりそう。明日は仕事にならない人が大勢でるんだろうな。

バルセロナは、本当に楽しい。