東部時間午後7時:開票スタート

夜7時。東海岸のいくつかの州で投票が終了すると同時に、テレビ各局の選挙特番がスタート。まず、7時30分にマケインがケンタッキー(8票)、オバマがバーモント(3票)の当確を決める。ちなみにこの時、西海岸ではまだ午後4時半。投票がまだまだ続いている頃。

その後、事前の調査で結果が確実に予測できている州は、投票終了とほぼ同時くらいに当確が打たれていく。東部時間8時半頃にはオバマ優勢の構図がくっきり。特に8時40分にペンシルベニア州(21票)をオバマが取ったところで勝負あった感じになった。その後中西部の州が次々投票が終わって当確が増え、9時半頃にオバマオハイオ州(20票)を取った。オハイオペンシルベニアは、落としたらマケインに勝ち目はないと言われていたところ。オハイオを落として当選した大統領はいないそうだ。

午後10時には、オバマの獲得票が200を超え、まだ開いていない西海岸が11時に開き、オバマ確実とされているカリフォルニア(55票)ワシントン州(11票)の当確が出れば過半数の270を超えるところまで勝敗が決まってしまった。
逆にマケインは確実視されていたテキサスでなかなか当確が出ず大接戦。ようやく10時半過ぎに当確がでた。
その他の激戦州といわれているフロリダ、バージニアインディアナノースカロライナなどは東部の州だが、まだ当確が出ていない。ここがオバマに振れると、いわゆるLandslide:地滑り的大勝利ということになるだろう。

オバマ陣営はシカゴのグラントパークという広大な公園で勝利宣言の集会を予定していて、勝敗が決するのは12時近くになるはずなのに、夕方の6時頃から大観衆が公園に集まって当確が出るたびに大騒ぎ。時間の経過とともに観衆の数が増えていく。

ーーと、ここまでが10時半ごろまでにまとめた第1稿。西海岸の開票をしばらく見守ります。