ミシェル・オバマからメールが届きました

昨日の日記に、BarackObama.com に行って名前を登録した話を書きましたけど、今日、副大統領候補のジョー・バイデンオバマ夫人のミシェルと、バージニア州上院議員ジム・ウエッブからメールが届いていました。

ジョー・バイデンとミシェル・オバマは、要約してしまうと、選挙まであとわすか。残りの数日にこそあなたの力が必要。5ドル以上の献金をお願いしたい、友人や周囲の人に支持を働きかけてほしい、選挙当日には必ず投票にいってほしい、一緒にアメリカを変えていきましょう、みたいな内容でした。ウエッブ上院議員は「私がオバマを支持する理由」という長い長いメールです。

もちろん、新規に名前を登録した人に自動的にメールを送るシステムが動いているわけで、誰でも登録すればメールが届くのは分かっていますが、受信トレイにMichelle Obama とかJoe Bidenとか名前が並んでいると、ちょっと感動。ああ、こんなふうに支援者とのコミュニケーションをつないでいくんだな、と思いました。
実際、支援者であれば追加の献金をしたり、ちょっとしたボランティア活動に参加したり、次のアクションに進む人は少なくないのだろうと思います。(一説では100万人のボランティアが活動しているそうです)

ネット上でボランティアを申し込むと自分の住んでいる近所のリストが表示され、話すべき内容も表示されて、電話をしたり訪問したり10人とか小さな単位から選挙活動を行えて、近所の支持者のネットワークに参加できたりと“参加意識”をくすぐられるオプションがたくさん用意されているらしい。

ひとりが支払う献金額が少額でも、ひとりが隣のひとりに支持を訴えるだけでも、ネットワークが広がって人が倍倍に増えていくとすごいことになる。昨日の最後にちょっと書きかけましたが、オバマの選挙が実践した“草の根“というか“ロングテール”というか“Wisdom of Crowd”は、確かに大きなうねりを生んだようです。アメリカの選挙を変えてしまったと言ってもいいのかもしれません。
明日はハロウィーン、明後日は万聖節、11月3日は冬時間に戻って時計が1時間変わり、11月4日がいよいよ選挙。落ち着かない1週間になりそうです。