デューク・エリントン・ジャスフェスティバル

ワシントンは10月1日〜7日、デューク・エリントン・ジャスフェスティバルというイベントが進行中。市内のあちこちのコンサートホールなどでジャズの演奏会が開かれています。大学の講堂などで行われる学生のジャズバンドのコンサートは無料。プロの演奏会は10ドル〜30ドル。
4日(土)と5日(日)は、首都のシンボル「モニュメント」と呼ばれる記念塔の下に広がる広大な芝生で無料コンサートが正午から夜7時ころまで続きます。今年で4年目のジャズフェスティバルだそうです。

今日は日曜日。快晴で風もなく、日中の気温が23度くらいと絶好の「野外コンサート日和」だったので、モニュメントを中心に、国会議事堂からリンカーン記念堂まで全長6キロくらいにわたって続く広大な芝生の広場を散歩して、途中で野外コンサートのジャズを楽しみました。

特設のステージの前には芝生に寝ころんだり、持参のデッキチェアに座ってジャズを聴く人が200人くらいいたかな。さらにその背後では、子供を遊ばせる人、犬の散歩、色とりどりのカイトを操る人、紙飛行機を飛ばす少年たち、ランチバスケットを広げて食事をする人、本を読む人...ジャズを聴きながら思い思いの日曜日を過ごす人たちが集まっていました。移動式のネットのゴールを立てて、広い芝生でサッカーをしている若者たちのグループも。

出演しているミュージシャンは有名どころが多く、私が聞きに行った午後2時過ぎにはタジ・マハールのコンサートが進行中でした。夕方5時頃にはマッコイ・タイナーの出演も予定されていて、ちょっと聞きたかったのですが、別の予定があったので帰ってきました。


というわけで、本日、アメリカの首都では、なんとも心地よい平和な時間が過ぎていきました。