MELTDOWN アメリカ経済破綻

2週間ほど東京に戻っていて、昨日アメリカに帰ってきました。
その間にアメリカ経済がすごいことになっていました。MELTDOWNとかBLACK MONDAYなどという大恐慌のキーワードがニュースの大見出しになって踊っています。
ワイドショー番組で「あなたのお金を守るために」なんてテーマが特集されていて、こまめに電気を消す、外食を減らす、などの節約法に混じって、クレジットカードを隠してしまう、休日に家族でショッピングモールに遊びに行かない、なんてアイデアもあったりして、ちょっと笑ってしまいました。

それにしても不動産バブル、巨大証券破綻と、日本のバブル崩壊と同じような道をたどっていると日本でも報道されていますけど、今日のワシントンポストに「日本を反面教師にして学ぼう」みたいな記事がビジネス面の1面にありました。日本の経済政策がどう見られてきたかも分かって興味深かったので、ほぼ全訳を作ってみました。

要約すると、経済破綻の経緯や規模はよく似ているが、対策のスピードが日本とは比べものにならないほど素早く、この混乱から抜け出すのに日本ほど長くはかからないだろう、という内容です。

2008年9月17日 Washington Post Business面