知恵熱?

5月20日 朝から頭が重い。ちょっと熱っぽい?
こちらに来てそろそろ2週間。考えてみれば、環境に適応するために、常時、全神経が使われているような気がする。
通りを渡るときには、長年身についた「右見て左見て」を無理矢理「左見て右見て」モードに切り替えている。スーパーで買い物するときには、ひとつひとつ商品ラベルを読んでいく(何しろ似たようで少しずつ違う商品がずらりと並んでいるから)。
テレビを見るときが大変。「ながら視聴」は絶対できない。常に「専念視聴」になっている。しかも、話についていくために耳が常にダンポ状態。その上、長年の積み重ねの上で理解しているニュースではないから、分からないテーマは、テレビを見ながらネット検索をすることもしばしば。詰め込まれた情報で頭がパンパンに膨らんでしまう。
同じ環境にずっといれば、情報は少しずつ積み上がっていくものだけれど、環境が変わるときにはゼロから100にしようと人は頑張る。
ま、疲れたり、知恵熱が出るくらい、当然か、と思って、少しゆっくりすることにした。

ただ、入ってきた情報は吐き出さないと新しい情報が入ってこない。脳のキャパシティには限度があると思うので、入ってきた情報を整理してこうしてブログするのは、知恵熱解消の方法なのでしょう。

吐き出しておきたい情報tips
・Dance With Stars:有名人がプロのダンサーと組んでダンス選手権に挑戦するシリーズの最終回を見た(ABCテレビ)。10週間も毎回違う種類のダンスで勝ち抜いていく。今年の優勝者は、日系アメリカ人でフィギュアスケートの金メダリスト・クリスティ・ヤマグチ。結婚して二児の母だそうですが、プロ顔負けの切れのある踊りだった。テニスのモニカ・セレシュも出ていたけれど、ステップを踏むときの切れがまるで違う。最終回は3時間の特別番組で、最終まで残った3組は、CNNのインタビュー番組「ラリー・キング・ライブ」に呼ばれたり、国民的な盛り上がりを見せるイベントのようだった。

アメリカで Nintendo の Wii Fit が売り出された。90ドル。「ビデオゲームは部屋にこもって体を動かさずにやるものだったけれど、これからは違う。全身を使うゲームがいっぱい入っている」とニュースで紹介されていた。サッカー・スキー・ランニング・ヨガ・フラフープなどの画面が紹介されてレポーターが挑戦していた。「いやあ、本格的だ。疲れる!」と言っていた。

・どんな統計を使っているかは分からないけれど、「Peaceful Countries」平和な国ランキングがCNNで紹介されていた。1位アイスランド、2位デンマーク、3位ノルウェー、4位ニュージーランド、5位日本。アメリカは97位だった。

・Young Lives at Risk 子供の肥満が大問題になっている。ワシントンポストは連日の大特集。アメリカの若者はコカコーラとかソフトドリンクを1日平均4本飲む。ほぼ1食分のカロリーに相当する。


知恵熱は、頭痛薬を飲んでしばらく昼寝をしたら解消。復活しています。